 | レッスン 11 | 第一印象をよくするには |

人は初めての人と出会ったときに、まず印象でその人を判断します。 あの人は感じのいい人だなとか、何となくイヤな感じだなとか、そうした第一印象で人を色わけしています。
最初に受けた感じは、その人との付き合いにかなり影響しますし、受けた印象を変えるには、よほどのことがないと変えられません。 「ああ、 この人は気持がいいな」と思われれば最高ですね。それはその人の なんとなくかもし出す雰囲気です。その人の人柄や、表情であったり、
その時の心の状態であったりします。 ではどうすれば 第一印象をよくすることが出来るでしょうか。 まず、表情について考えてみましょう。表情はその人の心を表します。習慣的な心や性格が、その人の表情をつくります。
「でも私の顔は生まれつきだから」と考えていませんか。表情は生まれつきではありません。 表情は変わります。あなたがうれしくて幸せな時の感じと、不愉快で怒っている時の顔の表情は違います。いつも不平不満をもっている人の顔はみんなに不快な感じを与えます。
あなたがいつも人々に対してやさしく親切で好意的な表情をしていれば、あなたの印象はずいぶんいい感じに思われるでしょう。 でも、感じのいい表情を身につけるには、今までの習慣的な思いを変えなければなりません。一時の努力では変わりません。 常に、いつもいつも親切でやさしく明るい心を持っていれば変わってきます。いつも鏡の前でほほえみの練習をするのもいいかもしれません。
〈表情を良くすれば心もよくなる〉これはジェームス・ランゲの法則と言われています。表情に微笑をたたえていると、知らず知らずのうちにやさしいおだやかな気持につつまれるという心理的法則です。 表情をよくする、なんとなく出来そうですね。
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 | レッスン 12 | 人生に芽が出る人 |

私たちが生きているこの世界は、自然、動物、人間とそれぞれ別々に存在しているように見えますが、大いなる理念の基に共通の法則で生かされていると言われています。 植物は日の光へ向かって伸びますし、光が無いと芽が出ません。最近では植物の工場栽培も行われていると聞きますが、こうした栽培にも明るさが必要です。
つまり芽が出たり、成長するには明るさが不可欠ということですね。 中には蝙蝠のように月明かりのようなかすかな明かりだけで生きている生き物や植物もいますが、生き生きとして力強いのは太陽の明るさの下で生きているものたちです。
「類は類を呼ぶ」という法則性から見ますと、この明るさの働きは、物理的なことだけではなく、心理的な働きにもあてはまると言えます。この働きから考えますと私たちが人生で芽を出したり、伸びたりするには「明るさ」が必須であることがわかります。 人生を幸せに生きるという点においては、明るさがとても大切だということは
すべての人に理解されていますが、人の能力にも明るさが大きく作用しているということへの理解は少ないように思えます。もちろん能力そのものは、その人の性格や心のあり方には関係ないのでしょうが、 その持っている能力が世に出る、つまりその人の芽が出るには心の明るさがとても大切だと言えるのではないでしょうか。
「運のいい人、悪い人」と言いますけども、この運を呼ぶのは自分の心の明るさなのでしょう。自分を磨くということは、心を明るくするということでもあるのです。
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 | レッスン 13 | 人の美しさはどこからくるのか |
最近気がついたのですが、本当の美しさを感じさせる人は、人の美しい点をより多く見ている人ではなかろうかと思うのです。 一般的に心の美しい人を美しい雰囲気を持った人だと言います。どんなに容姿が整っていても、どこか冷たい感じがしたり、軽薄な感じの人だったりするとあまりいい印象をもちません。
結局その人の持つ雰囲気が好もしいと心の美しい人という印象を持ちます。  どんな雰囲気の人が好もしい印象を与えるかと言いますと、女性ですとやさしく、温かく、知的で、清らかで、麗しいといったところでしょうか。男性ですとこれに強く、たくましいが加わります。
いずれにしても人に感じる印象は、容姿よりも心のありかたから来るもので決めています。確かに、意地悪な人や、悪口ばかり言う人は嫌われます。いい印象は持ちません。それはやはりその人の心のありかたが嫌われているということですね。 私の経験から、自分の家族、特に親、妻(夫)の良い面はほとんど見ないで欠点や、悪い面ばかり見ているときは、ほとんど人の悪い面ばかりが目につきました。
ここのところが非常に大切なように思います。 人のやさしさをよく見ている人が、自分もやさしさを現している人で、ひとの意地悪な面ばかりを見ている人が、自分も意地悪になっているといえるのではないでしょうか。『認めたものが現われる』という心の法則に照らせば、ごく当然のことですね。 心にしろ、性格にしろ、すべての原点は親にあります。親をどう見ているかが、人をどう見ているかにつながっている気がします。
心の習性で、特に自分に深く関わりを持つ人を見るときに、こうした傾向がでてくるんじゃないでしょうか。 自分に現われる美しさ、醜さは、人のどこを見ているかで決まると言えます。それは親にどう向き合っているかに深く関わってくるのではないかと思います。
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 | レッスン 14 | 人前を飾ったりしている人は |
人はさまざまに自分を表現して生きています。その表現がその人の生き方ですね。自分の表現のしかた、つまり自分の態度で人間関係にいろいろ影響を与えます。
人に対する自分の態度は、その人の人柄、性格、生き様それら全てが表れ、接する人にさまざまに評価されます。
ここでは(人前を飾ったりしている人)について分析してみましょう。 人前を飾るというのは、人を意識して本来の、ありのままの自分を出せないということです。
 ほとんどの人が持っているのが「いい人ね」と思われたい心です。
こういう心はある程度必要だと思いますし、また人にはあまり悪い影響はありません。でもこれも度が過ぎますと本人が疲れます。
いい子ですと親が喜びますから、幼い頃から(いい子でいよう、いい子でいよう)と一生懸命生きてきて、本当の自分を出せないままの人もたくさんいらっしゃいます。疲れます。ありのままの自分が出せないのですから。 母親に支配されて育てられた人に多いと聞いています。
人は醜いところも美しいところもモロモロ持ち合わせていますので、 そのままが一番楽なのです。
次に、見栄を張る人。私の人生の失敗の多くはこの見栄から来るものでした。このタイプの人は比較の世界に住んでいます。価値を眼に見えるもの(お金、学歴、地位、名誉など)においている人です。
価値観を変えない限り、本当の悦びも幸せもありません。人にも不快感を与え、心からの会話やつき合いが苦手になります。 もう一つのタイプをあげてみます。 弱い者の前でいばり散らしていたり、気取ったりしている人です。
こういう人はコンプレックスの人です。誰でもコンプレックスを持っていますが、特にそれをさとられまいとしてそうした態度をとるのではないでしょうか。 人にバカにされたくないから偉そうに見せかけるために、人前を飾ったり、いばったりまた見栄を張ったりするのです。
人間関係では素直にそのままの自分を出す、これが一番です。 そのままの自分をこだわりもなく表現出来るようになれば、無理のない人間関係が創れます。それにはありのままの自分を語る練習が必要じゃないでしょうか。
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 | レッスン 15 | 姿かたちはあなたのショーウィンドー |

世の中には優れた知識や見識があるのに、態度がぶっきらぼうで愛想のない人がいらっしゃいます。人の価値は中身だと思っていらっしゃるんでしょう。 でも人生の快適さや、人からの評価はほとんど人間関係で決まります。 その人間関係を円滑にするのは、知識や資格、学問といった能力よりも言葉使いや態度などの人間性です。
言葉使いに優しさがなく、態度に礼儀正しさがない人はいくら中身があっても損な生き方です。人生が偏屈で楽しさや悦びの世界が拡がっていきません。 自分を磨くというと女性のすることのように思えますが、男性も人へ与える印象や礼儀作法を身につけることは必要です。人間は中身の能力さえあれば十分
だと思うのは間違いです。微笑のしかた一つとっても、まわりの人に与える影響には無視できないものがあります。「そんなつまらないことに関わっているより、本を読んでた方がよっぽどいい」と考えられるかも知れませんが、人は十全に備わっていてこそ立派なのです。 姿かたちや言葉使い、物腰はその人のショーウィンドーです。
いくら中身が上等な品物でも、外からみて印象が悪ければ誰も寄ってくれません。 ショーウィンドーの良さは自分を磨いた人の成果です。人はちょっとしたことで認められて運が変わります。
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